私たちは、2011年3月に設立されました。大惨事であった東日本大震災直後であり、九州においては

九州新幹線開通に伴うセレモニーも中止されており、忘れることのできない日となっております。

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鹿児島の地に立ち「農業」という分野に参入致しました。

異業種からの参入で、当時は撤退も多かったと記憶しております。

「農業」に関わる人は非常に多く、非常に幅広い分野となっております。

その中で我々が何を目指し、何を成し遂げたかったのか。

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先ず「産地密着」であるということ。

産地の近くで、生産者の方々と同じ目線で圃場を感じ、お客様に的確な情報を提供する。

お互いに都合の良い情報だけでなく、課題があれば同じ事実を見つめ、一緒に解決していく。

そんな行動理念をもった組織でありたいと考えております。

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​そして、限りなく「四定」を目指す。

​農業は「天候産業」と言われます。これは誰が見ても明らかです。

天候のために、作物の出来が左右される。これは生産者だけでなく、

安定的に野菜を消費する方々にも大きな負担になっている部分でもあります。

我々は、消費者の方々に、今までなかった価値を提供するべく

四定（定時・定量・定質・定価）を実現していくことを常に考える組織でありたいと考えております。

たとえば、生産者の方々と圃場に赴き、一緒に考え作業や行程を改善したり、お客様には

時期や物流・納入方法などをご提案させて頂いたりしております。

それは、小さなピースのパズルを丁寧に組み込んでいく作業に似ています。

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私たちは「新しいバリューチェーンを構築し、お客様と産地をエンパワーメントする」

ことを理念としております。調達、生産、物流、消費というつながりの中で、新しい価値を生み出し、

お客様と産地が本来持っている力をより大きくするためのお役に立ちたいと願っております。​